クアラルンプール日本人会日本人学校

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 運転免許証
 自動車
 パソコン
 手荷物、航空便、船便
 海外傷害保険
 予防接種
 子どもの学校関係書類など
 テレビ・ビデオ
 ラジオ
10  変圧器
11  携帯電話
12  デジタルカメラ・電子辞書
13  書籍
14  その他
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 マレーシアで自動車を運転するためには、国際免許証またはマレーシアの運転免許証が必要です。国際免許証を日本で取得し、後にマレーシアの運転免許証に切り換える方法が一般的です。なお、国際運転免許証の有効期限は1年間です。
 日本の国際免許証は、各県の公安委員会(警察署)の免許証関係窓口で申請します。手数料は¥2,700程度で、日本の運転免許証と証明写真が必要です。なお、1年以内に日本の運転免許証を更新しなければならない場合は、国際運転免許証の申請を行う前に、日本の運転免許証を更新しなければなりません。申請から一週間程で国際運転免許証が手に入ります。指定された最寄りの警察署へもらいに行きます。
 マレーシアの運転免許証は、日本の運転免許証の英語翻訳証明を発行してもらいます。これには3、4日が必要です。そして、マレーシアの運転免許センターに提出すると、即日交付されます。ただし、マレーシアの運転免許証の取得にはビザが必要です。ビザの取得には数ヶ月かかる場合があります。

<マレーシアの運転免許証の取得に必要なもの>
・申請書
・日本の運転免許証の翻訳(日本大使館に日本の運転免許証の翻訳の発行を申請します。大使館受付時間:月〜木 8:00〜12:15 14:00〜15:45、金 8:00〜11:45 14:45〜15:45、土 8:00〜12:15 翻訳に必要なもの:申請用紙、日本の運転免許証、マレーシアでの在留届、パスポート、手数料RM66)
・カラー写真(縦3.0cm×横2.5cm)
・パスポートのコピー(2〜3ページ、4〜5ページ(ビザの部分))
・日本の運転免許証とそのコピー
・手数料(1年間:RM30 、2年間:RM60)



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 マレーシアにおいて、自動車は家一軒を買うのに相当するぐらい高いものです。ただし、車検制度がなく、修理代やガソリン代等が安いので、買ってしまった後は安く維持することができます。
 マレーシア国産車は170〜200万円程度、日本車はカローラクラスで270万円以上します。
 自動車保険はマレーシアで加入することになりますが、日本で加入している保険の中断証明書または無事故証明書を英文で用意しておくと、最高45パーセント引きの割引を受けることができます。
 また、日本で加入している保険会社と、帰国後どのような形で保険を引き継ぐことができるのかを相談しておくと良いと思われます。
 下の写真は、排気量1600のマレーシア国産車「WAJA」です。日本車と同じ右ハンドルですが、ハンドルの左右についている方向指示器のレバーとワイパーのレバーが日本車のものとは左右逆になっているので、慣れるまではレバーの左右をよく間違えます。
 なお、マレーシアにおけるガソリンの価格は、レギュラーで1リットル40円ぐらいです。
 また、マレーシアの全てのガソリンスタンドはセルフサービスになっています。

マレーシア国産車「WAJA」




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 ノートパソコンを機内持ち込みの手荷物で持参することをお勧めします。
 マレーシアでもパソコンを購入することができますが、日本語版のソフトは入手困難です。種類は少ないですが日本人会(Japan Club)にある「にこにこPC工房」で入手することができます。また、日本から持参したパソコンの修理も「にこにこPC工房」に依頼することができます。




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 荷物の準備を手荷物、航空便、船便に分けて準備する必要があります。
 手荷物とはマレーシア渡航時に持参する荷物のことです。航空便は約2週間、船便は約1ヶ月、荷物が届くまでにかかります。

KLIA Arrivals Hall(クアラルンプール国際空港)

 ちなみに、マレーシアの定期便離着陸のための空港は、半島マレーシアには12、東マレーシアには11の合計23の空港があります。上の写真はクアラルンプール国際空港(KLIA)の到着ロビーの様子です。




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 慣れない外国での生活、習慣、文化、法律等々の違いによるとまどいもあり、十分に注意しても事故にあったり、病気になったりすることがあります。
 また、外国において、日本人が第三者の身体や物に損害を与えた場合、特に高額な賠償請求を受けることがあります。
 このような場合の備えとして、「海外傷害保険」があります。外国で、ケガや病気による緊急事態が発生した場合、海外総合サポートデスクで常駐スタッフが24時間年中無休の対応をしてくれます。
   また、マレーシアの病院と提携していて、キャッシュレス・メディカル・サービス(現金不要で治療を受けることができるサービス)が受けることができます。

<海外傷害保険の内容の一例>
@疾病[死亡、治療費用]・・・海外で、風邪、下痢、盲腸などで治療、入通院、手術を受けた場合。
A傷害[死亡、後遺傷害、治療費用]・・・海外で、スポーツ中にケガをしたり、交通事故にあってケガをし、治療、入通院、手術を受けた場合。
B賠償責任・・・海外で、本人や家族が、他人の物を壊してしまい、賠償請求をされた場合。(ただし、自動車事故は除く)
C携行品・・・カメラ、時計などを携行中に火災や盗難にあったり、落として壊してしまったような場合や、パスポートの再発給を受ける場合など。ただし、移住施設内にある間は保険の対象外になります。
D救援者費用・・・海外で、ケガや病気で3日以上入院または遭難し、日本から家族が現地に行く場合など。
E緊急一時帰国費用・・・海外滞在中に、2親等以内の親族の死亡・危篤により一時帰国した場合(往復の航空運賃、ホテル代など)




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 A型肝炎・B型肝炎等の予防接種を渡航前に日本で受ける場合、2〜3回の接種が必要になります。さらに、これには保険が効かないのでかなりの出費になります。
 渡航後、日本語が通じる「Japan Medicare Clinic」や「Pantai Medical Centre」などのマレーシアの病院で予防接種を受けることもできます。費用は日本で受けるよりも安くて済みます。
 私は、KLの中心部にある私立病院「Gleneagles Intan MEDICAL CENTER」で、A型肝炎とB型肝炎の予防接種の注射が一本になっているものを打ちました。病院内は明るくきれいで、ホテルではないかと勘違いするような雰囲気があり、日本語で援助してくれる日本人の女性ガイドが常駐していました。分からないことは直ぐに彼女に聞くことができて大変助かりました。

Pantai Medical Centre(パンタイ病院)

 <「Gleneagles Intan Medical Center」の費用>
1回目:A型+B型 RM145
2回目(1ヶ月後):A型+B型 RM145
3回目(半年後):A型+B型 RM145
   (9ヶ月後):血液検査
合 計:RM435+血液検査の費用

 <「Pantai Medical Centre」の成人の場合の費用>
1回目:A型とB型 RM210
2回目(1ケ月後):B型のみ RM60
3回目(半年後):A型とB型 RM210
合 計:RM480

 <「Pantai Medical Centre」の子供の場合(16歳未満)の費用>
※日本でのA型肝炎予防接種の最低年齢は12歳です。
1回目 B型 RM45
2回目 B型 RM45
3回目 B型 RM45
合 計:RM135

 マレーシアでの乳幼児予防接種は、日本とシステムが異なり以下のようになっていて、日本語が通じる「Japan Medicare Clinic」や「Pantai Medical Centre」などのマレーシアの病院で受けることができます。
出生直後:BCG、B型肝炎1回目
1ヶ月:B型肝炎2回目
3ヶ月:3種混合+ポリオ1回目+Hib
4ヶ月半:3種混合+ポリオ2回目+Hib
6ヶ月:3種混合+ポリオ3回目+Hib、B型肝炎3回目
12ヶ月:MMR 13ヶ月:水ぼうそう 1.5〜2才:第2期3種混合+ポリオ

 <「Gleneagles Intan Medical Center」での費用>
※費用は病院によって若干異なります。
BCG−RM14、B型肝炎−RM26、3種混合+ポリオ−RM23、Hib−RM29、MMR−RM33.5、水ぼうそう−RM120、日本脳炎−RM51、狂犬病−RM178




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<日本人学校について>
 マレーシアにはクアラルンプール日本人学校(JSKL)があります。幼稚部、小学部、中学部があります。在籍数は約1200人、在マレーシア日本大使館附属で、クアラルンプール日本人会が設立した私立学校です。土日の授業はありません。指定の服装はなく、体育時以外は自由です。
 クアラルンプール日本人会に入会しないと、日本人学校への編入や入学ができません。
 日本人会で入会の手続きをしたのち、両親と子供同伴で日本人学校に行って、入学に必要な手続きを行います。担任との顔合わせもあります。また、入学金等の小切手による納入やスクールバスの申し込みも行います。
  クアラルンプール日本人学校へ、日本の学校に在籍のまま長期欠席扱いで行く方法と、日本の学校から転学する方法があります。自治体によって扱いが異なるので早めに日本の在学校に相談する必要があります。
 日本から持参する書類は、@日本の在学校の在学証明書A日本の在学校の指導要録の写しB日本の在学校の健康診断票C日本の在学校の歯の検査票です。
 ABCは、前学校から郵送されるのが原則ですが、海外校ということで゜、保護者に手渡されることもあります。
 小学部1年へ入学する児童は、@〜Cの書類は必要ありません。
 中学部1年へ入学する生徒は、小学校の卒業証明書と指導要録抄本が必要です。
 教科書は4月に日本の在学校で受領し、マレーシア日本人学校使用と同じものはそのまま、異なる本だけを「海外子女教育振興財団」に申請し受領して手荷物で持って行きます。
 日本の在学校で、「教科書受給証明書」をもらい、送料を同封のうえ申し込みます。約1週間で必要な教科書が送られて来ます。
 日本製の学用品のほとんどは、クアラルンプールで手に入ります。しかし、割高であることと、渡航当初は見つけにくいものもあることから、入学後すぐに使えるよう日本で使用していたものを持参した方が良いと思われます。

満車でにぎわう Japan Club(日本人会)




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 テレビ・ビデオはマレーシアではPAL方式、日本ではNTSC方式です。PAL方式・NTSC方式共用のテレビやビデオデッキがあれば、日本から持参したテープを見たり、カメラをテレビにつないで視聴できます。
 NTSC方式のビデオテープはJapan Culub内のレンタルビデオ店や日本人向けのレンタルビデオ店にあり、日本のテレビ番組を見ることができます。
 なお、アストロテレビの契約(RM104/1ヶ月)をすれば、NHKの国際衛星放送を見ることができます。ちなみに、マレーシアと日本との時間差は1時間なので、NHKの朝のテレビ小説を7時15分から見ることができます。




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 日本からのFMラジオ・チューナーの持ち込みは禁止されていますが、マレーシアで安く購入できます。
 また、短波で日本のNHK放送を聴くこともできます。




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 マレーシアの家庭電源は240V、50Hzです。プラグはBF(3穴)ですが、C’(2穴)タイプも使えます。日本仕様の電化製品(100V)を用いる際には、変圧器やプラグが必要になります。これらは日本でも購入できますが、マレーシアの電気店で簡単に購入することができます。
 しかし、マレーシアで、変圧器を通して使う場合の日本仕様の延長コードやコンセント等は、マレーシアではほとんど見かけないので、日本から持参した方が良いと思われます。




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 携帯電話は必需品ですが、基本的には日本のものは使えないので、マレーシアで購入することになります。
 マレーシアで購入した携帯電話を用いてのE-Mailは可能です。しかし、日本語が対応していないので、携帯電話で日本にいる人とE-Mailするという使い方はほとんどできません。
 携帯電話の使用料金はカードを購入して支払います。購入したカードの度数分だけ使用できます。




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 普通のフィルム式のカメラで撮ったものもマレーシアの手近な所で現像・焼き増しができますが、海外生活における大量の記録を残すにはデジタルカメラが便利です。
 また、色々な種類の辞書を何冊も日本から持って行くより、電子辞書が非常に便利です。
 デジタルカメラや電子辞書はマレーシアでも購入できますが、割高になるので、日本で準備して行った方が良いと思われます。




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 日本の書籍や雑誌は、日本の1.5〜2倍の値段で割高になりますが、ISETAN、JUSCO、Japan Club内の書店でほとんど入手可能です。
 中でも、ISETANの紀伊国屋書店は、店舗が大変広く、販売されている本は日本語で書かれたものばかりです。
 専門雑誌類は店頭にない場合が多いですが取り寄せが可能です。定期購読の場合は、事前に出版社に入金し、出版社から直接送ってもらう方が安くなる場合があります。
 高校問題集、楽譜、辞書(英和、和英、国語)、家庭の医療などは持参した方が良いと思われます。ただし、辞書の他に家庭の医療も電子辞書に入っている場合があります。
 日馬辞書・馬日辞書は日本で買う方が安いですが、英馬辞書・馬英辞書は適当なものが安く入手できます。私は英馬辞書と馬英辞書が一冊になったものを大学内の売店でRM11.0(約330円)で購入しました。
 Japan Clubの図書室で、日本の書籍の貸し出しを有料で行っています。25冊分の貸し出しチケットが約300円です。

Japan Club にある「にこにこ堂」




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 住居・家具類の保管と処分、電気・ガス・水道・電話等の契約事項の解約、自家用車の保管・処分、住民票の処置、語学研修(英会話)等を渡航前にやっておく必要があります。




参考文献: 「マレーシア政府派遣学部留学生 予備教育 ガイドブック」



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