ゾウが逆立ちをしている(「ZOO NEGARA」にて)

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 私たち家族は、マレーシアでの生活をするために、マレーシアへの渡航前、数多くの様々な生活用品を日本で買い揃え、航空便と船便で送りました。
 それは、マレーシアへ行ったら、これもあれも売ってないだろうと思ったからです。しかし、マレーシアに来て生活してみると予想とは全く違っていました。
 日本で販売されているものはほとんどマレーシアでも購入できます。わさわざ日本から送る必要がなかったものがほとんどでした。
 私たち家族は「バンサービレッジ」というショッピングセンターで、主に食料品を買っています。食料品販売所が一階にあり、そのすぐ横に駐車ができて買い物に大変便利だからです。
 日用品やその他、何でも揃っているのは、「ミッドバレーメガモール」という巨大ショッピングセンターです。朝10時の開店ですが、日曜日等の休みの正午ごろには駐車場に入れてもらえなくなるほど混み合います。ここには、「ジャスコ」や「カルフール」等が入っています。
 クアラルンプールの中心でツインタワーのあるKLCCにも巨大ショッピングセンターがあります。ここには「伊勢丹」等が入っています。伊勢丹には日本の書籍ばかりを扱っている「紀伊国屋書店」があり重宝しています。値段や雰囲気はKLCCより「ミッドバレーメガモール」の方が庶民的な感じがします。
 おみやげを買うには「セントラル・マーケット」が便利です。チャイナタウも近くにあり、見ているだけでも十分に楽しめます。

大きなクリスマスツリーで飾られた(クリスマスのミッドバレーメガモール)

中国雑伎団の演技が公開された(中国正月のミッドバレーメガモール)

マレーシア伝統工芸品の販売店もあるCentral Market(セントラル・マーケット)




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 マレーシアの紙幣には、RM100、RM50、RM10、RM5、RM2、RM1 があります。例えば、RM100を100リンギと言います。
 硬貨にはRM1、SEN50、SEN20、SEN10、SEN5、SEN1 があります。例えば、SEN50を50センと言います。SEN100=RM1です。
 「いくらですか?」は、マレー語で、「Berapa ringgit?(ブラパ リンギッ)」と言います。

マレーシアの紙幣(RM50、RM10、RM5、RM1)




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 例えば、地元資本のマレー系の銀行である「ブミプトラ銀行」は、マレーシア各地に支店があり、マラヤ大学構内にもあります。大型ショッピングセンター内や場所によってはガソリンスタンドにあるコンビニにもATMが設置されていて便利です。
 しかし、支払いについては、日本のように口座引き落としシステムがあまり普及していないので、小切手か現金が一般的です。
 通貨は、RM(リンギット)とSEN(セン)で、RM1=100SEN。1998年9月よりRM3.8=US$1(米ドル)に固定されています。RM1は約30円です。

ATM(1回にRM1000まで、1日3回まで現金を引き出せる)

 ATMを使う場合、私の体験では1日に2回ずつ3日連続で現金を引き出すことができませんでした。カードの使用にストップがかかってしまいました。銀行の窓口にそのことを申し出て、使用できるように回復してもらいましたが、これはカードを落としたり、盗難にあったりした場合の他者によるカードの不正使用を防止するためでしょうか。

<通貨の持ち込み・持ち出しについて>
 1998年9月より実施された通貨規制により、マレーシアへ入国する際に持ち込み通貨額を申告することになっています。この書類は国外へ出国する際に、毎回提出する必要があるので、各自保管しておく必要があります。
 マレーシアへの持ち込み通貨額は無制限ですが、申告した通貨額を超えた額を持ち出すことはできません。
 また、マレーシアの口座(リンギット)から日本の自分の口座(円)への送金については、多少の手続きを要しますが可能です。この際、手数料が必要になります。

<クレジットカードについて>
 マレーシアでもクレジットカードを作ることは可能ですが、高額のデポジットが必要になるので、日本で使用していたものを1枚以上持ってきた方が良いと思われます。
 支払いだけでなく、ホテルや航空券の予約やデポジット等に必要になる場合があります。




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 コンドミニアムとは家具付きの高層アパートのようなもので、間取りは3LDKが一般的です。各部屋ごとに家主(オーナー)が異なっています。そのため基本的には、各部屋の賃貸料などは各オーナーとの交渉によって決まります。コンドミニアムの立地条件、築年数、部屋の場所と広さによりおよその相場があり、あとは家具の量に応じて若干の差があります。水漏れなどの不具合や家具の修理などは、基本的にはオーナーに連絡し、費用の負担、修理方法などについて話し合う必要があります。

コンドミニアムとプール

 コンドミニアムの入り口にはガードハウスがあり、2〜3名のガードマンが常駐して、24時間体制で出入りする車や人をチェックしています。非居住者の来客はインターホンによってガードハウスから各部屋に確認されます。また、エレペーターホールはオートロック式であるためカードを持っていない非居住者は自由に内部に入ることができません。
 コンドミニアムの敷地内にはマネージメントオフィス(管理事務所)があります。また、立体駐車場もあり、各部屋ごとに1台分のスペースが割り振られていて、共同の洗車用のスペースも整っています。
 主だった設備には、屋外プール、子供用広場、テニスコート、バドミントンコート、スカッシュコート、トレーニングジム等があり、一部を除いて夜の10時まで自由に利用することができます。




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<電気>
 マレーアの電圧は220〜240ボルト、周波数は50Hzです。コンセントの形状は日本のものとは異なります。主に3つ穴のBF型で、2つ穴のC型も利用できます。
 日本で使用していた100ボルトの電気製品をマレーシアで使用する場合には、マレーシアの電圧を100ボルトに変圧しなければなりません。変圧器はマレーシアの有名電気店やJusco等でも購入できます。使用可能電力により変圧器の値段は異なりますが、通常は一台RM200〜RM400です。
 常夏のマレーシアでは、年中クーラーが必要です。私の家の電気代は1ヶ月につきRM150〜RM200ぐらいです。

3つ穴のコンセント

変圧器

<水道>
 フィルターを通さないと、飲用はもちろん、洗濯用にも適しません。
 飲用には外と内にあるフィルター浄水器を1回ずつ通して、さらに煮沸してから飲んでいます。
 洗濯用にも外と内にあるフィルター浄水器を1回ずつ通して使用しています。
 その他、洗顔やシャワー、食器洗い等には、外にあるフィルター浄水器を1回通して使用しています。
 私の家の水道代は1ヶ月につきRM50ぐらいです。

フィルター浄水器

<ガス>
 各戸ごとにガスシリンダ(ガスボンベ)入りのプロパンガスを使用しているところや、全世帯に一括供給するシステムが整備されているところがあり、住居によって違いがあります。
 私の家のガス代は1ヶ月につきRM15ぐらいです。




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<航空便(Air Mail)>
葉書:RM 0.50
封書:10gまでRM 0.55、10g超過毎にRM 0.35(最大重量2kg)
小包:250gまでRM 41.20、250g超過毎にRM 5.20(最大重量20kg、保険限度RM3,000)
※日本で受け取るまで約1週間かかります。

POS(郵便局)

<船便(Sea Mail)>
小包:1kgまでRM 38.00、3kgまでRM 43.20、5kgまでRM 50.50、10kgまでRM 63.15kgまでRM 80.20、20kgまでRM 97.60(最大重量20kg)
※日本で受け取るまで約1ヶ月半かかります。

<スピードポスト(POSLAJU MALAYSIA)>
 重要書類や小包を郵送で早く送りたい場合にはEMS(Express Mail Services)を利用します。マレーシア国内では24時間以内に、日本の場合3〜4日で配達されます。日本への場合、最初の500gまでRM 35.0、超過500gごとにRM 8.00となっています。また、5%の税金がかかります。
 ただし、最大重量10kg、寸法については縦+横+高さが2m以下となっています。




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電話会社は数社あります。以下、Telekom Malaysiaの場合です。

Telekom Tower(竹の子の形をしている)

<申請と設置>
新規設置の場合は、申請用紙に、パスポート、DEPOSIT としての RM1,075(国際ダイヤル通話用 RM1,000、国内通話用 RM75)、設置料金RM50(屋内配線が不要な場合)、印紙代RM10をそえて所轄のTelekom に申し込むと、通常2〜3週間で設置されます。

<電話料金>
・Telekomが毎月同じ日(家によって違います)に締めて、請求書が郵送されます。
・料金は郵便局で指定期日までに支払います。(基本料金 RM23.00 + 通話料)
 私の家はダイアルアップでインターネットをかなり使用していますが、料金は1ヶ月につきRM60ぐらいです。
・国際電話(マレーシアから日本へのダイヤル通話料金)
 通常料金:6秒あたりRM0.33(月〜土 7:00〜21:00)
 割引料金:6秒あたりRM0.29(月〜土 21:00〜7:00、土 18:00〜月 7:00、日・祝日)

<国際電話番号(国際ダイヤル直通)>
・マレーシア→日本
(国際ダイヤル番号:00)−(国番号:81)−(0を除く市外局番)−(相手の電話番号) 例:マレーシアから東京03−1234−5678 へかける場合
00−81−3−1234−5678
・日本→マレーシア
(NTT国際ダイヤル番号は0033)−(国際電話識別番号:010)−(国番号:60)−(0を除く番号)−(相手の電話番号)
例:日本からクアラルンプール03−123−4567 へかける場合
00XX−010−60−3−123−4567
※マイラインプラス加入の場合は、電話会社の国際ダイヤル番号(00XX)は不要です。

<国際電話接続サービス>
国際電話をかける場合の接続サービスの例
・契約方式
 あらかじめ自宅または携帯の電話番号を接続サービス会社に登録します。例えば、Xintelという接続サービスの利用方法は、フリーダイアルの接続専用番号にかけた後、相手先の番号と#を押します。また、#の後にFax転送ボタンを押すとFaxも送ることができます。
日本へは1分あたり80SENでかけることができます。通話品質は通常に比べ若干劣りますが、通話に支障は感じません。
・プリペイド方式
 RM50またはRM100等の Nextel プリベイドカードを購入して利用します。利用方法は、接続専用番号にかけた後にカードに書いてある15桁の番号と#を押し、さらに相手先の番号と#を押します。また、#の後にFax転送ボタンを押すとFaxも送ることができます。
日本へは1分あたり48SENでかけることができます。通話品質も通常の電話と遜色がありません。

<公衆電話>
 カード電話と硬貨専用電話があります。カード公衆電話は、会社によってカードが異なり、互換性はありません。使用できる硬貨は、10SEN、20SEN、50SEN、RM1で、市内の場合10SENで3分間話せます。

<携帯電話>
 マレーシアには現在、携帯電話のサービスを行っている会社が5社あり、サービスの内容、提供地域、末端料金は会社によって異なっています。本体、プリベイドを含んで、初期費用がRM400〜500ぐらいのものからあります。

NEXTEL CARD




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<New Straits Times>
 最もポピュラーな一般紙(RM35程度/1ヶ月)

<The Star>
 どちらかと言うとローカルなニュースが多く、アパート・物件などの情報も豊富です。(RM30程度/1ヶ月)

<朝日新聞、日本経済新聞、読売新聞>
 衛星版が当日午後2時前後には配達されます。(RM235〜300程度/1ヶ月)

<日馬プレス(隔週)、南国新聞(毎週)、パノーラ(月刊)、J-Trend(月刊・英語)>
 日本人向け情報誌。日本食レストラン、日系デパートなど日本人が多く集まる場所で配布されています。マレーシア・KLの有用な情報が入手できます。(無料)

<ハローマレーシア>
 マレーシアでの生活情報誌(年刊)です。入国から、生活、帰国まで、あらゆる情報が入手できます。(RM60)




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 日本の書籍は伊勢丹の「紀伊国屋書店」や、日本人会またはJUSCO等の「にこにこ堂」で購入することができます。
 店頭に在庫がない場合は航空便または船便で取り寄せてもらいます。
 雑誌の定期購読も可能です。
 日本の書籍の値段は日本での1.5〜2倍程度します。

日本の書籍ばかりが並べてある伊勢丹の「紀伊国屋書店」(写真の3〜4倍の広さがある)




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 アストロはマレーシア唯一の衛星放送で、テレビ、ラジオが受信できます。
 契約の種類によって視聴料は異なりますが、NHKを観ることができる契約をすると月額RM70〜100程度になります。
 マレーシアと日本の時間差は1時間なので、マレーシアではNHKの朝のテレビ小説を7時15分から観ることができます。




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 「マレーシアの旅で何がお勧めか?」と聞かれたら、私は迷わず「島が最高!」と答えます。
 マレーシアには「南国パラダイス」とも言える島々がたくさんあります。マレー半島の東海岸側にも西海岸側にもありますが、東海岸側の海の方がきれいなようです。
 マレーシアでは、これらの島々への旅がお勧めです。南国ムードを満喫できること間違いなく、シュノーケリング、ダイビング等、マリンスポーツの提供・サービスが充実していて、十分に楽しめます。
 リゾート開発が進んでいて、宿泊施設やマリンスポーツ用品等をリーズナブルな値段で利用できます。
 マレーシアは常夏の国ですが、島への旅に適したシーズンがあります。マレー半島東海岸側のレダン島では、基本的にモンスーンの間(11月から2月)にはクローズする宿が多く出ます。一方、1年中オープンしている高級リゾートホテルもあります。

東海岸側の海に浮かぶレダン島のホテルの専用ビーチ

透き通るほどきれいなレダン島の珊瑚礁に囲まれた海

西海岸側の海に浮かぶランカウイ島のホテルでのディナー

マレー半島とレダン島の間を往復するプロペラ旅客機



参考文献: 「マレーシア政府派遣学部留学生 予備教育 ガイドブック」



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