しょうにづか






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小児塚

 片岡寺跡近くに2mにも及ぶ高さの盛り土した塚(小児塚)がある。昔この地に疫病が蔓延し、多くの幼児が一度に死亡したので、その幼児たちをここに一緒に葬り、厚く土を盛り、疫病の蔓延防止を図り、祀ったのが小児塚の由来という。しかし、一説には盛り土の上にある倒円錐形の碑石からみて(植苗木には他に二カ所の同型の碑石がある。)、聖人、または高僧の墓ではないかとも言われている。そして聖人塚、または上人塚がなまって小児塚と言われるようになったのではないかということである。
 また、昔、ある朝に、ここで鎧兜を身にまとい、槍を杖に立ったまま往生(死亡)していた武者を付近の人が見つけ、厚く葬ったのがこの塚だという伝えを聞いている古老もある。


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